アクタージュについて語る デスアイランド編 その2
前回の更新
雑談とか
はい!というわけで、これを書いている2021年8月25日の前日、昨日は『次にくるマンガ大賞』の発表がありまして、1位は『推しの子』でした!おめでとうございます!
メンゴ先生はしろ先生と仲いいからね。なんかね。こうね。もしかしたら、コラボイラスト的なおめでとう的な素敵なサムシングがあったかなって思うとね。悲しいような。と思いました。
まぁ別に、世界はアクタージュを中心に回ってるわけではないんですけどね!その辺はわかってはおるんですけども。ちょっと寂しいなって。
なんかどっかで見たことあるけど微妙に違う謎のオリキャラが祝う絵とか描いてくれないかな。
『次にくる漫画』ですが、個人的にはアオのハコとか推したい感じ。好きなんですよ。本当はアメノフルが一番なんですが、どうかなぁ。くるかなぁ。個人的にはくるんだけど。
2位がシンデレラグレイで3位がフリーレンでしたが、まぁもう結構知名度あるからなぁ。シンデレラグレイなんか追い風ビュンビュンでいいですよね。ウマ娘大好きです。その辺の話も日記的な感じで書こうと思ってます。
web部門では川尻こだまのただれた生活が入ってたのがうれしかったです。今ならkindleで無料で読めるぜ!
でもダンジョンの中の人が入って無かったのは納得がいかない。面白いのに。
さて。
そんな話はさておき。アクタージュの話をしていきましょう!
オーディション始まる
前回の更新からちょっと間が空きまして、どこまで書いたかなと思ったらまだ2巻始まったとこやないか。まぁなんか締め切りとかノルマがあるわけでもないですから。ただの個人ブログですから自由にいきましょう。
楽しい話なんかなんぼあっても困りませんからね。
というわけで始まりました映画『デスアイランド』のオーディション。
舞台は無人島の浜辺。設定としては『修学旅行中の飛行機が嵐に合い無人島に漂着した4人が目を覚ます』というところからお芝居は始まります。
アドリブの即興芝居になるんですが、ルールは『制限時間5分以内に4人が殺しあうように演じる』ときた。
『修学旅行中の飛行機』とありまして、どうやら4人の関係は同じクラスみたいなんですが同じクラスの高校生が目覚めて5分で殺し合いとか無茶苦茶ですよね。キレる若者難易度ナイトメア。マジ物騒。
夜凪を除いた3人は、いい感じに殺し合いに発展しそうな物騒な展開の芝居を始めます。
飛行機が落ちて、謎の島に不時着して、今目が覚めたところで。いきなりブチキレて殺しあう。蛮族の修学旅行。
誰に何を指示されるでもなく要領よく『いい感じ』の芝居を始める3人でしたが、それを見てつまらなそうな手塚監督。『丁度いい』『つまらない』役者はいらない。と。
まぁこんな芝居だけで120組以上見ないといけませんからね。ベタな展開とか見飽きるからね。そらつまらんよな。読書感想文をひたすら読まされる学校の先生とかたぶんこんな気持ち。
そんな状況でも一生懸命に演じようとする3人に対して、遅れて目覚めた我らが夜凪。目覚めて一言。
「歩いてもないのにどうしてここを無人島だと知っているの?」
ですよね~!そらそうよ。
もうどう考えても問題が悪い。この状況を設定した側の落ち度としか思えません。
飛行機事故で無人島で目覚めたクラスメイトがいきなり4人で殺しあうとか、もうそれ事故以前から殺したかったのでは?としか思えません。そんな芝居を自然に面白くとか無理筋もいいとこで。
夜凪の言葉は正論だが制限時間は5分しかない。空気読めよとざわつく会場でしたが、そこで真咲がクールに説明。
『いっぱい無人島のあるとこだからまぁたぶんここも無人島よ』というような説明をする賢いイケメン。
ところで、みなさんは『北マリアナ諸島』ってどこにあるか知ってますか?
この赤いとこです。かなり絶望的。
よ~く見てもらうとわかるんですが、赤いとこのちょっと南西の方角にある小さい点。それが目的地のグアムです。あともうちょっとだったんだけどねぇ~。
で。
実際俺は原作の『デスアイランド』を読んだ事がありませんので(当然)わからないんですが、このエリアにはどうやら『無人島が複数存在する』らしい。
一応物語の始まりは『飛行機の不時着』から始まりまして、偶然たどり着いたその無人島になぜか学校の校舎的な建物があって……。という話だと俺は理解しているんですけども。
もしかして、デスアイランドの運営はこの辺に無数に存在する無人島全てに仕込みをしているのでしょうか。めっちゃ金かかってんな。
『飛行機が偶然不時着した無人島から始まる物語』といえばちょっと古いですが海外ドラマの『lost』なんかが俺は思い浮かぶんですが、あれは偶然ではなく島の方に不思議要素がありましたから、完全なランダムで選ばれた島ではありませんでした。
前に紹介した『バトルロワイアル』も、運営(政府)が自分達でどうにかして生徒を運んでの無人島ですから、デスアイランドにも何か仕掛けがあるんですかね。
まぁその辺の話はともかく。
空気を読まずに正論をぶちまける夜凪と、それにとまどう他3人。
『私を騙しているの?』と周りの人達に不信感を抱く夜凪。それに上手く乗りなんとか最初の『殺し合い』路線に持っていく武光でしたがそこで茜ちゃんがキレてグダグダになりました。
場をかき回した夜凪。その芝居を見て思う事もまたそれぞれ。
これよりいくらか未来に、実際に棒で殴られる豚になる事をこの時の彼はまだ知らない。
受かった
グダグダになったオーディションでしたが、結果的には見事合格。一応スターズ12名一般応募12名の計24名が決定したわけですが、他の人達がどうやって合格したのか気になる。
夜凪以前の受験者達はおそらく全員不合格(手塚に1分しか見てもらえなかった)だと思うので、それ以降ですよね。審査側にもなにかしら思うところがあったんでしょうか。
今のままではダメだ。というわけで『自分を俯瞰する技術』やらその他もろもろを千世子から盗むためにも頑張る決意を固める夜凪。
いよいよ終生のライバルが近づいてきました。
段々と夜凪の内側にも『自分らしい感情』みたいな物が芽生えてきたりもします。夜凪もロボではないですから、そりゃ以前もあったとは思うんですけどね。
役者という生き方について。誰に言われたわけでもどこから持ってきたわけでもなく、自分の内側から湧き上がってくる感情。いいですね。あと、横顔が綺麗。最初から最後までずっと顔のいい女。いいなぁ。
そして迎えた顔合わせ。スターズ様はみんな忙しいという事で、オーディション組ばかりしか集まりませんでした。
良くも悪くも印象に残る演技をしたおかげで合格した夜凪。当然その他の人達もそれなりに爪痕残したからこの場にいるんだとは思うんですがどうですか。他の合格者は。
個人的な好みで言えば藤谷さんなんかちょっと気になります。眼鏡女子スキーなので。
小寺君や小西君あたりはどんな演技で受かったんですかね。小西君不敵に笑ってますけども。あくまでイメージですが、絶妙なやられ役を演じたんですかね小西君。
羅刹女編でもなんか元芸人だかなんだかのちょっと小太りの人がいましたが、なんか技持ってるのかと思ったら特に見せ場無かったですからね。結構偉そうな事言ってたのに。
で。
ここで千世子が登場します。ついに夜凪とご対面。
登場して最初は、まぁよく喋る喋る。ふわふわ不思議ちゃんみたいな空気感で登場しますが、俺は知っている。千世子ちゃんはこんな人ではない。
ライバルと認めたら殺意マシマシで歯向かってくるジャックナイフなんだぜ。
夜凪との会話の中で
『テレビで観たあなたも今目の前にいるあなたもとても綺麗で なのにどちらのあなたも顔が視えないから人間じゃないみたいだなって』
と言われてマジキレる天使。
この顔ですよ!!
千世子は、仮面をかぶった天使。一方の夜凪は、なんにでもなれる透明な人。
人間臭さで言えば千世子の方がよほど人間らしいのですが、この時はどちらかと言えば千世子の方が異質な印象。
そしていよいよ撮影が開始されます。さぁ今から出発!という時の夜凪さん。
別れ際にぐずる弟につられて少し泣いたけど、そういう風に見えたらいけないと思ってその感情は忘れてきたの。
と。
本当は『自分がどう見られているか』を超気にしていて執着も人一倍ある仮面天使と、感情らしき物が豊かに見える野生児のようだけど実際はどこからでも感情を入れたり出したりする何考えてるかわからない夜凪と。
どちらがより人間らしいでしょうか。俺は千世子の方がマシだと思う。夜凪さん怖いよ。何考えてるんかマジでわからん。
なんか上手く説明出来ないんだけど、千世子は仮面を取ればそこにはちゃんと顔があって感情があって、嫉妬だったり悔しいって感情だったりがちゃんと渦巻いてるんだけど、夜凪は『嘘泣き』なのに『嘘』ではない泣き方をする感じに思えて怖い。
感情を外から持ってきてそれが当然正しいと思い込めるって事は、嘘はつかなくても何が本当かもわからないって事だと思うので、これは恐ろしい事ですよね。
でも、これが段々と千世子やら他の人達と関わっていく事でキッチリ『夜凪景』としてのこだわりやらプライドやら色々な感情を手にしていくわけですが。
そしていよいよデスアイランド撮影編に!今回はここまで!
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